ご来場ありがとうございました。
Whenever Wherever Festival 2009参加
6月27日(土) 28日(日)
新人振付家のためのスタジオシリーズ
深沢理恵(キュレーター 厚木凡人)
捩子ぴじん(キュレーター 手塚夏子)
6月21日(日)19:15〜
公開リハーサル
捩子ぴじん振付
「track of traces」
出演:大橋一輝 久津美太地 羽鳥嘉郎 山田かの子 若林里枝
痕跡の足跡。
そこにあるものを手がかりに、
そこにないものや、そこにいない人の像を描く。
異なる世界が交感し、交歓するためのイントロダクション。
会場:アーキタンツ
詳細:BAL
捩子さんのホームページ
様々な問題提起が持ち上がったりしました。
捩子ぴじん自身は基本的に、様々なアーティストに対する影響を迷わず作品作りにぶつけて行くという感じなので、私とは全く違うなあこれは世代の違いなのかなあ?などと思ったりしました。個人的な欲求を掘り下げるというよりはリアクションが作品を作るという感じなのかもしれない。それがいい事なのか、あんまり良くないのか、いまのところ私には全然分からないと思った。そういうもろもろとは関係なく、この作品のある要素に対して私はとても激しく刺激を受けた。そしてまだ誰とも共有できてないということにおいて、しみじみした。それ以外の様々な要素、岡田利規の作品に似ているとか構成の問題とかダンサーとの関係の取り方とかいろいろあるのだと思うけれど、すべて遠くに行ってしまった。結局はそういう事なのだと思った。誰かにとって重要なことは個人的なポイントなんだなと。ダメな時にこそ、理由が必要なのだと思った。その理由がすべて消えても、ダメだと思う人は他の理由でだめなのだと思う。
ともかく、私自身のクリエーションが変わってしまう予感がしています。そのことがキュレーターをやって一番大きかった。この公演は、ダンスシーンにとって何かの予兆となるだろうと思った。