120501 私的解剖実験−5 ワークインプログレスとWS
手塚夏子新作のための制作過程、一歩目のアウトプット(長い!)
〜公開稽古あるいはワークインプログレス〜
5月1日(火)19:00〜20:30
5月2日(水)14:00〜15:30
場所 森下スタジオ(東京都江東区)
料金 500円(フリードリンク)
参加者 小口美緒 若林理恵 捩子ぴじん 大澤寅雄 手塚夏子
ワークショップ〜誰でもできる実験づくり〜
5月2日(水)16:00〜18:30
場所 森下スタジオ(東京都江東区)
料金 1500円
予約 natsukote@gmail.com 手塚夏子(予約フォームができるまで)
今年度は2年振りに新作を発表する予定です。
ここ3年くらいずっと、国の枠組みを疑って民俗芸能を調査してきたました。また避難移住もしました。
都市の周辺でしか生きてこなかったこと、情報は大量なのに、偏った認識を固めて来てしまったこと、現実に起きていることと表層で見せつけられていた物事との乖離が、思っていたよりずっと深いことに気付いて、そして今都市から離れた場所に住みながら見える景色はどんどん変わって来ました。
「個人」とは何か?「社会」とは何か?分かるようで身体的に分からないことだらけ。
近代化が、圧倒的に外からやってきた国々では、人々が内側から自然に反応してしまうことから生まれた習慣も、その中から咲いた文化も、人工的に国家社会が規範とするシステムの型にむりやりはめ込むような形で押しつぶされたり一掃されたりした。そして、もっと大きな世界を動かすグローバルなお金の力が、さらに別の形で価値を画一化していった。そういった世界の中で受け取ってしまったある種の優位性と、それに伴う暴力(しらずに行使し続けてしまっている)があって、一方ではあまりにも多様な可能性を失い続けていると思う。
今ある問いとして、
外側からの変化とは何か?
「コンプレックス(あるいは恥ずかしさ)」とは何か?
「自負」とは何か?
あまりにも大きすぎるテーマが肩にズシリ。