『体の観察→関わりの観察→実験作り』

ベルリンをもう一つの拠点として活動し始めました。
それでも変らないことは常に観察し続けることで、観察するために実験し続けることです。試行錯誤は人と人の間で感染しながら育っていくと確信しています。
私にとって大切なホームグラウンドであるSTスポットで、みなさんと感染しあい、複雑な反応を引き出しながら試行錯誤を育てていきたいと思っています。


私は4月からの3ヶ月間、ベルリンでの生活(共同生活)の中で、自分の中にある「誰かに怯えて、鎖に繋がれてしまう」「先回りの自己検閲」みたいな感覚に苦しんでいました。それで、この感覚は日本の中で育まれたもののように感じました。そして、様々な場面で多かれ少なかれそれが物事の歪みを生んでいるようにも思いました。この渦中にいて、それ自体を観察することの難しさを痛感しながら、もがき、どうやってそれを対象化するか?という戦いの渦中にいます。そのことを、紐解くような要素を、このワークショップでも少し試してみたいと思っています。転んでもただでは起きないほやほやの試行錯誤をみなさんと共にすることを楽しみにしています。

手塚夏子ワークショップ 『体の観察→関わりの観察→実験作り』

日程:
7月16日(月)[1]14:30-16:00 [2]18:30-20:00
7月17日(火)[3]14:30-16:00 [4]18:30-20:00 ★報告会21:00より
7月18日(水)[5]14:30-16:00 [6]18:30-20:00
報告会『手塚夏子のベルリン観察ばなし』
7月17日(火)21:00-22:00
参加費:
ワークショップ 1回2,000円 3回5,000円 6回9,000円
ワークショップ見学 500円
報告会 1,000円
会場:STスポット
申し込み:
名前、参加希望日時、ワークショップの参加方法(受講or見学)、連絡先
を明記の上 natsukote★gmail.com(手塚)
★に@を入れて 、メールにてお申込みください。








手塚夏子プロフィール:
ダンサー、振付家。01年より自身の体を観察する『私的解剖実験シリーズ』始動。体の観察から、関わりの観察へと移行しつつ12年までに同シリーズ6作品に突入。
また、自分自身がいったい何の上に立っているのか?という問いに向き合い、民俗芸能の調査に熱中するようになる。
18年からもうひとつの活動拠点としてベルリンでも活動を始めている。
主催:手塚夏子
共催:STスポット