オンライン 体の観察ワークショップ&実験作りワークショップ

今日は二つのワークショップのお誘いです。どちらでも、ご興味のある方に参加してくださったら嬉しいです。 

1)体の観察ワークショップ 

こちら締め切りました。申し込みありがとうございました!

私は体を観察することからダンス作品を作る活動をしてきました。体を観察する、と言っても、解剖学的、科学的な視点というよりは、むしろ内観的な方法で行います。内観的に体に目を向けるのは、時にはちょっと怖い、と感じることもありますが、それ以上に好奇心を掻き立てられるような様々な発見があって、私にとってはとても楽しくなっていきました。自分で自分を救うことができる面白い方法だと感じます。そんな意味での体の観察にご興味のある方、あるいは慢性的な不調で悩んでいる方、よかったらこのオンラインワークショップを受講してみませんか?

私は、オンラインでのワークショップや公演はどちらかというとちょっと苦手です。できれば同じ空間で一人一人と向き合いたい。でも、今何人かの友人が体や心の慢性的な不調でちょっと悩んでいる姿を見て、私でできることがあったら、という気持ちに掻き立てられました。

まず、スカイプとかズームなどで、顔を見て話をしながら、どんな方法で体を観察するか一緒に話し合います。観察そのものは一度オフラインにして行います。そのあと、またオンラインでそれをシェアし、もう一度オフラインにして観察する、そんな感じで、オンラインとオフラインを組み合わせて体との向き合いをシェアしてみましょう。

日時:週に1回くらいまずは一対一でやってみましょう。約1時間〜90分。メールやメッセージで予定を合わせ、日時を決めましょう。折を見てグループでいろいろシェアする方法も模索します。

料金:インターネットでの課金方法はちょっと難しくて面倒臭いので、一ヶ月(4回くらい)に一度、郵送にて物品を送っていただくというのはいかがでしょうか?何か体に良いものなど。選ぶのが面倒でしたら、塩、味噌、醤油、乾物、などなど、何か決めて同じものを毎回送ってくださっても結構です。目安としては500円〜1000円くらい。

申し込み:フェイスブックメッセージまたはメールで

natsukote(あっと)gmail.com

*(あっと)は@に変更してください。

プロフィール、過去作品など活動はこちらのホームページをご覧ください。https://natsukote.wixsite.com/mysite


2)「合意のでっちあげ」に関する実験作りワークショップ

ノーム・チョムスキー著「メディア・コントロール 正義なき民主主義と国際社会」という本の中にある「合意のでっちあげ」という言葉にピンときました。現在、この「合意のでっちあげ」はさらに「みんなで(団結して)反発しているように思わせながら結果的にみんな従っている」という新しい手法にグレードアップしているように見えます。私は今まで自分が行ってきた実験作りの経験を生かして、このことを実験に落とし込んでみたいと思うようになりました。こういった、ハードコアな世の中への向き合いは胃がキリキリして命がいくつあっても足り無いのでもういいかげんやめたいと思っていました。もっと楽しい方向で何かやりたいと心底思っていたのですが、自分の中の訳のわから無い情熱が今突然腹の底から喚き始めて自分を止めることができません。すみません。ご興味のある方がいらっしゃったら、一緒に実験作りに参加しませんか?

進め方

「合意のでっちあげ」に関する実験作りワークショップは、どうやって進めるかまだかなり曖昧なところがありますが、今考えていることは
1)「合意のでっちあげ」とは何かということを共有する。
(簡単に言うと、世間の・社会全体の共有認識、とされていることが、本当の現実からズレて作られる経緯です。)
2)実験をつくるとはどういうことか?について共有するために、まずは簡単な実験作りのワークショップを行います。この段階でのテーマは自由です。
3)参加者それぞれが自分が「同意のでっちあげ」に知らないうちに巻き込まれてた、と思った記憶について書く、あるいは話す。
4)自分からみて、だれかが「同意のでっちあげ」に巻き込まれてるなあと思った経験について書く、話す。
5)グループ分けをして、そこにどんな構造があるか探る。

6)グループごとに実験をつくる(オンライン上、あるいは近隣地域の方が対面でワークをしていただくのもありです。)
このような感じです。ただし、順番や手順はこの通りではないかもしれません。みなさんの受け取り方や興味に合わせて臨機応変に行っていきます。それぞれ、信じているナラティブの違いがあり、感じ方、考え方の違いがあっても良くて、それを否定し合わずに実験作りができたらとても嬉しいです。つまり、手塚がどう考えているか、ブログなどでご存知の方もいらっしゃると思いますが、全く異なる感じ方、意見を持っている方でも、もちろん参加が可能です。実験に至るそのプロセスはそれなりにハードになる可能性もあります。きついなあと思ったら無理せず、遠目から応援する感じに移行してもらって大丈夫です。個別に説明聞きたい、あるいは自分なりの興味ポイントを説明したいという方はいつでもご連絡ください。

説明会

3月に説明会を行います。以下の中でご都合の良い日時を選んでご希望をお知らせください。また、どれも難しい場合は、個別、または予定の合う方のグループで別の日を設定いたします。

オンラインでの説明会

日時:3月8日(火)16:00-17:30(オンライン)または、10日(木)16:00-17:30(オンライン)

追加で3月9日(水)20:30-22:00(オンライン)

対面での説明会

3月11日(金) 14:00-16:00

場所 そろそろ旅にでますか(糸島)

対面での説明会は糸島の予定です。場所が確定したら申し込みいただいた方にお知らせします。

料金:基本的に無料です。もし、いつかこの実験を発表する流れになったら、共同主催的に関わっていただけたらうれしいです。

申し込み:フェイスブックメッセージまたはメールでご希望の日時をお知らせください。

natsukote(あっと)gmail.com

*(あっと)は@に変更してください。

※参考までに、2018年にFloating Bottleというユニットの一人としてある実験を作りました。以下は2019年にそれを再演した映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=sVxwbljT2c0